ん?どこだここは、一つ目の巨人は? ぼこっ いたっ こらっ やめっ 「なにをするきさまらー」あれ声が出る?まあいっか。 「おーんあにかしゃべってるぜ。へへ」嘲笑と好奇と恐怖が混じった声。 「貴様、足踏みをしていないところを見ると魔物だな!」 それを聞いて魔物、「????」沈黙 そして爆笑。 「あんだそれ」「わけわかんないですけど」「宗教?やっべー」「薬でもやってんの」「ありえね」 ・・魔物のくせに挑発するとは生意気な。ひゃひゃひゃという魔物らしい下劣な笑い。決まりました。 「ふう。」「ん?」がすっ 私は近くにあった鉄パイプで間髪入れずに何度も何度もたたきました。あれそういえばメタキンの剣は? 魔物は図々しくも涙や鼻水を流して悲鳴を上げ「助けて~」などと命乞いをしてきました。許すかこの。 だんだん人のかたちが無くなって、静かになってきました。ありゃ。いつもより潰れ方がグロいな。やりすぎたかな。 あれ、ちょっと疲れたか、今までそんなこと無かったのにな。年かな。まあいいか。ホイミで回復すればいいし。 さあ金品をもらっていこうと思いましたが、ゴールドは持ってません。果物ナイフ程度の物があったのでそれをいただきました。 さあいくか。 「・・・わりさ~ん・・おまわりさ~ん。」なんか騒がしいな。ピーポーピーポウーウー。変わったBGMだな 「ほらあのひとです、ほらあのナイフを持っている人!」中年の女性が私を指さしています。周りにも人がいっぱい集まっています。 毎度のことだけど困ったなぁ「いえいえ大したことはしていません。世界を救うためですから。」 「お、おとなしくナイフを捨てろ!」 「ほおら言ったでしょう、だから私は早く立ち退きさせてって!」「怖いわねぇ」「言動がおかしいからこれかもよ?」「いや~」 へっと思っていると布の制服を着た、変わった兵士?に捕まってしまいました。動けません。 よくみるとみんな足踏みをしていません。「しまった魔物か!」「はなせ私は、「こらあばれるな、鎮静剤、鎮静剤!」ゆうsy」