朝、目が覚めると見知らぬ宿屋にいた。 誘拐とか拉致とか言う話ではない。 ここは私のいた世界とはまったく別の世界なのだ。 私は元の世界に戻るための調査を開始した。 この世界は御伽噺のような魔法が存在する世界。 きっと元に戻る方法があるはずだ。 調査をしているうちに面白いことが分かった。 この世界には私以外にも私のいた世界からつれてこられた人間がいるということだ。 彼らの中には元の世界に戻らずこの世界で暮らすことにしたものもいた。 そして、私はついに元に戻る方法を見つけた。 方法はいたってシンプル。 元の世界にいる人間を自分の代わりにするというものだ。 元の世界の人間には異世界での私たちの様子を見て喜んでいる輩がいるらしい。 そんな奴らを自分の身代わりにすることに私は何の抵抗もない。 問題はそいつらがどこにいるかということだ。私は奴らを探すことにした。
( ゚д゚) 何処だ? (゚д゚ ) 何処にいるんだ? ( ゚д゚ ) !