あっつい・・・・・

俺達はドラゴンの塔に向っている。道中に教会があって水と食料を補充したのだがやっぱりしんどい。
俺の場合はもょもとがいるから交代制で歩く事ができるがサマル達はそう言う訳には行かない。
 もょ「(タケ…すまん…)」
 タケ「(ええんよ。しばらく休んどき。しかし砂漠はホンマに疲れるで。)」
 タケ「レオン、大丈夫か?」
レオン「俺は慣れているから問題無いがムーンとリアがちょっとしんどそうだ。」
 タケ「日影になる場所があればいいのだが………」

マジ困った。なかなか日影になる様な場所が見つからない。やっぱり馬とかラクダは必要だったのだろうか?

サマル「ムーン。地図にはオアシスは載ってないのかい?」
ムーン「はぁ…はぁ…の、載ってないわ。」
サマル「そうなのか…ちょっと休みたいなぁ…」
 リア「しんどいよぉ~…こ、こんなに疲れるなんて…」
流石に休憩はしないと本気でやばい。熱中症で誰かが倒れてもおかしくは無かった。
レオン「おや……あれは?おい、もょもと。」
 タケ「どうした!?」
レオン「オアシスがみつかったぞ!」
 タケ「マジっ!?みんな!オアシスが見つかったってよ!」
 リア「本当!?早くいこっ!」

俺達はレオンが言う通りの方向に向かった。

サマル「やったー!!これで休めるぞ!」
 タケ「ヒャッハー!水だ水だ!」
レオン「ここで野宿をしよう。日が暮れてきているし体力的にも限界だな。」
ムーン「そうね。休める場所があるだけでも贅沢は言えないわ。」
 リア「本当にありがとうレオンさん。」
レオン「可愛いレディのために男として当然の事さ。」

 タケ「いいぞベイベー!ここで水浴びしなければ只の馬鹿だ!ホント オアシスは天国だぜ!フゥハハハーハァー!」

                   ざっぶ~ん

 リア「きゃあっ!」
ムーン「ふふっ、もょもとって子供みたい。」
 タケ「うるせーな、ムーン。水浴びはいいぞ!レオン、サマルも入れよ!」
サマル「ぼ、僕はいいよ。」
レオン「確かに水浴びしないとやってられないな。俺も行くぞ!」

レオンもオアシスに入ってきた。

 タケ「レオン!お主のお陰で余は大満足じゃ!かっかっか。」
レオン「まぁ、無事で良かったぜ。それにしてももょもと、最高のチャンスが回ってきたぞ。」
 タケ「どう言う事だ?」
レオン「まぁ聞けよ・・・・ゴニョゴニョゴニョ・・・・・・」
 タケ「マ、マジで!?」

こいつ、もしかしたらかなりウマが合いそうだ。別の意味で。

 タケ「しかしそれは大丈夫なのか?」
レオン「当たり前だ。恋愛の百戦錬磨の俺が言うのもアレだがたまには違うスリルを味わうのもいいかなって思ってな。」
 タケ「レオン。なかなかの悪ですな。しかし自分で恋愛の百戦錬磨って言う奴はいるか?」
レオン「ククク、俺には実績があるからな。まぁもょもとほど悪でもないけどな。」
 タケ「阿呆。プラン立てた奴に言われたくはないけど。」
レオン「まぁ実行するのは夜だ。それまで飯を食ったり、明日の準備をしたりして待つとするか。」

俺達は夜を待つ事にした。今夜はまさしくハプニングミッドナイトの予感!!

 タケ「隊長。夜になりました。自分はドキドキドッキンの状態であります!」
レオン「緊張するな。先に俺が様子を伺ってくるからな。しかし意外な一面があるなもょもとは。」
 タケ「そ、そうか…?」
レオン「まあいい。俺が先陣切ってくるからな。」

レオンは先に行動を移した。

 もょ「タケ、なにをしようとしているんだ?」
 タケ「たいした事は無いっすよ。まぁ、サマル達の警護やで。レオンと一緒にする事にしたんや。」
 もょ「なにかあやしいな~べつのもくてきがあるんじゃないか?」
 タケ「ホ、ホンマにみんなの警護だけやから!」
 もょ「いっておくがへんなことしたらだめだぞ!」
 タケ「わ、わかってるがな…」

言えねぇ…ムーン達の所にタシーロしに行くなんて言えねぇ…

レオンの指示通りに待っていたのだがなかなかレオンが戻ってこない。何があったのだろうか?
これは気になるな。とにかく指示を無視して後を追いかけるか。
レオンの後を追いかけるとリアがレオンと一緒にいた。あの野郎!今度はリアに手を出すつもりか。
あのスケコマシめ!鋼の剣の錆びにしちゃる!
しかし二人とも様子がおかしい。何か入り込めない雰囲気がある。匍匐前進状態にしてここは様子を見るとしますか。

レオン「なぁリア。眠れないのか?」
 リア「うん…」
レオン「それにしてもいい夜空だな…あいつら、大丈夫かな…」
 リア「あいつらって誰なの?」
レオン「俺の仲間達さ。この世界に来ていると信じたいのだが、確証はもてない。」
 リア「そうなんだ、レオンさんの仲間が早くみつかればいいね。」
レオン「ああ…馬鹿ばっかりな奴らだけど、バラバラになったらやっぱり寂しい物があるな…」
 リア「レオンさん元気出して。必ずいるはずだよ!この世界に。」
レオン「どうしてだ?何か根拠があるのか?」
 リア「………わからなくてごめんなさい。でも、私は信じていたいの。レオンさんの仲間がこの世界にいるって。」
レオン「悲観的に考えても仕方がないな。僅かな可能性に賭けてみるか。」

そのうちレオンは自分の事を語り始めた。

リア「……なんて言えばいいのかわからないよ。」
レオン「気にするな、でも…もょもとと同様にリアも優しい女の子だな。」
 リア「えっ…で、でも…(////)」
レオン「いい笑顔だ。何か引き寄せられるものがある。」
 リア「そ、そうなんかなあ?」
レオン「俺もあんまり自分の事を話したくはない。けど、もょもとやリアの影響で思わず話してしまった。ハハッ…」
 リア「でも、ちょっとだけレオンさんの事を理解できて良かったと私は思うんだ。明日からもよろしくね!」
レオン「ああ…そろそろ寝るとするか。」

リアは自分のテントに戻っていった。俺もレオンにばれる前に自分のテントに戻るとするか…

テントの中でと何かゴソゴソする音が聞こえる・・・・・・・ドロボウか!?思わず俺は

 タケ「何しているんじゃクルルルルルルァァァァァァァァ!!」
  ?「し、しまった!!」

誰かがいた…俺は側に置いてある鋼の剣を持って戦闘態勢に入った。


その泥棒は食料や水を盗もうとした所で俺に見つかったらしい。良く見てみると北斗の拳のハート様の様な男だった。

タケ「この小ざかしい泥棒がぁ!ブッた斬ったるわ!」
 ?「チッ!ここはズラかるか。」
タケ「待たんかい!!うわっ!!」

泥棒が俺に砂みたいなものを振り掛けて逃げ出した。目がぁ~~目がぁ~~って言いたい所だがこのまま逃がすわけにはいかん。
何とか視力が回復させ、泥棒が逃げ去った方向に走って向った。

















すぐに追いつけた。なんだかあっけねぇな……………………やっぱりハート様だな。

 ?「ちっ!ここまでか…」
タケ「人様の食料勝手にパクって何様や!ボケェ!」
 ?「なら強引にでも奪ってやるぜ!」
ハート様が大きな斧を持ち出し構えた。パワー型の盗賊って言うところか。足は遅いけど…

タケ「こいやオラァ!!」
俺が斬りかかったのと同時にハート様も斧を振り下ろしてきた!

ガキィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!

タケ「なっ………なんちゅ~馬鹿力や…」
 ?「オラオラどうしたぁ?俺様をなめるなよ!」

コイツ、パワーだけは一級品だ。このままの体制なら確実に力負けをする。だが…

タケ「足元ががら空きやで!」
 ?「し、しまっ…」

俺は足払いをした。ハート様はステンっと簡単にこけた。今がチャンス!

タケ「おまん逝けや!!!」
ハート様に追い討ちをかけるように俺は剣を突き刺した。



それが甘かった。



タケ「ガハッ!!」
ハート様が(寝ながらだが)サマーソルトを俺に食らわした。俺の攻撃は回避され
しかもあごにまともに入ったためにちょっと脳震盪をおこした。

――――――――まだ動ける。

もょ「(だ、だいじょうぶか!?)」
タケ「(ちぃっ!パワーだけがやっかいやな。今の所は大丈夫やで。)」

タケ「中々やるやないかい!詰めが甘すぎたワ。」
 ?「てめぇもなかなかやるな。簡単にやられてたまるかってんだ。」
タケ「死にさらせ!」

剣を打ち込んでいるのだが中々クリーンヒットがしない。
テクニックでは俺のほうが何とか勝っているが致命的な一撃打たせないために早く打ち込む事に精一杯だった。
しかもハート様のなぎ払いで吹っ飛ばされた。

タケ「ハァ…ハァ…こいつのパワーはある意味人間やないな。」
 ?「しつこい野郎だ。俺様の最強の技喰らわせていやる。」

ここで本領発揮って所か。スピード系の技はまず有り得ないな。大防御で対処できるだろう。

 ?「くらえ!蒼天魔斬!!」

ハート様が斧で地面に円を削ると紺色の霧のようなものがハート様の周りを包み始めた。
なんと霧が髑髏の形になって俺に襲い掛かってきたのだ。

俺は咄嗟に大防御の構えを採ったのだが恐怖で身震いしていた……
死ぬんじゃないだろうか?まして夢の世界であるはずなのに―――――――――

髑髏が俺を飲み込んだときに全身に激痛が走った。

タケ「あがががががががが!!!!!!!!うぐぐっ………!!」
もょ「(タ、タケ!!)」
タケ「(も、もょは出たらアカン!!お前も激痛が走るで!)」

次第に髑髏が消え去っていった。大防御のおかげか何とか防ぎきった。マジで死ぬかと思ったぜ。

タケ「甘くみるんやないで。防ぎきったわい。びびらせやがって。」
 ?「ガハハハハハ!!上手くいったようだな!」
タケ「何やと?そのアホ面を斬り刻んでやったる!」

体を動かそうとしたら全く動けない。どうなっているんだ?


 ?「蒼天魔斬の真の目的は相手の動きを止めることだ。思惑通りに麻痺させる事ができたぜ。」


タケ「アハハハハハ!だから体が痺れて動けない訳やな。」
 ?「な、何笑っているんだ?こいつ…」
タケ「だってよぉ~
            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / 状 .あ ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  況 .わ だ  |
             ヽ::r----―‐;:::::|    | と て    |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ    .|  ち る     |
              L|` "'  ' " ´bノ     |  ゃ よ     |
              ',  、,..   ,イ    ヽ う う    /
             _ト, ‐;:-  / トr-、_   \わ な   /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
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  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ   」※AAはイメージです。
 ?「ムカツク野郎だぜ!状況が悪くなってケロっとしている奴などはいないはず…」
タケ「(もょ。蒼天魔斬だけ気をつけたら何とかなるわ。)」
もょ「(そうてんまざんってドクロがでてくるわざだな!)」
タケ「(ああ。蒼天魔斬は遠距離攻撃みたいやから接近戦で攻撃したらもょのペースでいけるやろ。隙があったら魔人斬りを喰らわせてやれ。)」
もょ「(まじんぎりってなんだ?)」
タケ「(もょが以前、レオンが持っていた盾を破壊したやんか。勝手にそう呼ばしてもらった。強撃って呼ぶのも弱弱しいしな。)」
もょ「(なまえのつけかたがうまいなタケは。あとはおれにまかせろ!)」
タケ「(すまん。頼むで!)」

もょもとと代わり、もょもと対ハート様とのバトルになった。

もょもとが向った行った瞬間にハート様はさずがにとどまった。その隙を突いてもょもとは攻撃を仕掛けた。
 ?「バ、バカな!ありえねぇ…」
もょ「とにかくこうげきさせてもらうぞ!!」
もょもとが先手を取ったようで有利な体制で力比べになった。
 ?「ぐぐっ………こいつ、こんな底力を隠していたのか…」

もょもとが強引にハート様を押し込んでいる。このまま押し倒す事ができそうだ。
 ?「足元がお留守だぜ!」
ハート様が足払いを仕掛けてきたがもちろん想定の範囲内である。
タケ「(もょ!バックステップや!)」
もょ「(おう!)」
 ?「く、くそっ!かわされた!」

もょ「たにんのわざをつかうなんてまだまだあまいな。」

こいつめ、いっちょ前に格好つけやがって。

もょ「いくぞ!まじんぎり!」
 ?「こ、これは…ぐばぁ――――!!!」

魔人斬りが綺麗に決まった。流石に立ってこれまい。
 ?「こ、ここまでか…」
もょ「さぁ、ぬすもうとしたりゆうをきかせてもらおうか!」
 ?「くくっ…」

尋問しているときにレオンとリアがやってきた。
レオン「もょもと!何があったんだ?」
 もょ「こいつがおれたちのしょくりょうをぬすもうとしたんだ。」
 リア「もょもとさん大丈夫?怪我はない!?」
 もょ「だいじょうぶだ。」
 リア「良かった…」
レオン「ん…あ、あんたは…?」
  ?「ク、ククールでがすか!?」
レオン「ヤ、ヤンガス…」

まさか――――――――――――――――レオンの仲間が見つかったって事か?

ククール「あんた何やっているんだ?」
ヤンガス「おっさんが倒れたから食料と水を探していたのでがす。そしたら返り討ちにされてしまったでがす。」
ククール「トロデ王やミーティア姫もいるのか!?」
ヤンガス「そうでがす。」
ククール「他のみんなは?」
ヤンガス「気がついたらあっしとおっさんと馬姫さんだけだったでがす。兄貴達はどこに行ったのかわからないでがす。」
  もょ「どうなっているんだ?レオンのなかまなのか?」
ククール「ああ…」
  リア「レオンさんどういう事なの?」
ククール「レオンって言うのは偽名さ。本名はククール。この盗賊の名前はヤンガスって言って俺の世界の仲間だ。」
ヤンガス「そ、その前に治療を頼むでがす…」
ククール「わかった。しかしあんまり無理はするなよ。」

ククールがベホイミを唱えるとヤンガスは立ち上がった。

ククール「もょもとすまない。ここは俺の顔に免じてヤンガスを許してやってくれないか?」
  もょ「しかたがないな。しかし、ひとのものをぬすむのはよくないぞ。」
ヤンガス「すまなかったでがす。とにかくおっさんの所に案内するでがす。」

ヤンガスはトロデ王の場所に俺達を案内した。

案内された場所に着くとナメック星人みたいな生き物が倒れていた。しかも馬が心配そうにナメック星人をみていた。
  リア「こ、この人がトロデ王?」
ヤンガス「そうでがす。おっさんも馬姫様もドルマゲスって奴に呪いをかけられたのでがす。」
もょ「のろいか…」
ククール「この馬もトロデ王の愛娘ミーティア姫さ。しかしドルマゲスは許せねぇ…」

ククールが感情むき出しで語った。よっぽどドルマゲスって奴に悲惨な目にあったのだろう。

  タケ「(おい、もょ。)」
  もょ「(どうした?)」
  タケ「(もしかしたらラーの鏡でトロデ王やお姫様の呪いを解く事が出来るかもしれへんで。)」
  もょ「(なるほど!ムーンののろいをといたようにやるんだな!)」
  タケ「(しかし成功するとは限らへんけど…)」

  もょ「レオン…じゃなかった、ククール。もしかしたらトロデおうとおひめさまののろいをとくことができるかもれないぞ。」
ククール「なんだと!?」
ヤンガス「本当でがすか!?」

  もょ「ラーのかがみでムーンののろいをといたことがある。いまからもってくるよ。」
  リア「さっすがぁ!もょもとさん!即実行あるのみだね。」
  もょ「ちょっとまってろ。」

ラーの鏡を取りに行きリア達の場所に戻った。

戻った後トロデ王の水と食料を与え。とにかく起きてもらった。

 トロデ「お蔭様で助かったわい。」
ヤンガス「おっさん良かったでがす。」
 トロデ「バッカもーん!!ワシの家臣でありながら何をやっておるんじゃ!!」
ヤンガス「あっしは家臣ではないでがす!」
 トロデ「しかしこの者達がワシとミーティアの呪いを解いてくれるとな?」
ククール「俺達の世界と全く違う世界だからな。可能性はあると思う。」
  もょ「まずはトロデおうからはじめることにするぞ。」

もょもとがラーの鏡でトロデ王を写し出し、覗き込むと人間の顔が写し出した。

ヤンガス「お、おっさん!手が人間の手に戻っているがす!」
 トロデ「なんじゃと!?おおっ!」
ククール「凄いなこれは…元通りに戻ったみたいだな。」
 トロデ「どうじゃ?ヤンガス、ククール。これでワシもギャルにモテモテじゃ!!」
ヤンガス「おっさん何言っているんでがすか!?」
ククール「はいはいわかったわかった。」
  リア「後はミーティア姫だけだね!」
 トロデ「そうじゃった!ようやくミーティアも元通りに戻せるぞ!もょもと!早くやってくれ!」
  もょ「わかったぞ。」

もょもとがラーの鏡を馬に写し出した…しかし――――――――

バリィィィィィィン!!!!!!!!!!!

ラーの鏡が砕け散ったのだ……………………その瞬間全員の表情が硬直してしまった。

  もょ「な、なぜだ…?」
  リア「そんな…」
 トロデ「な、なぜミーティアだけ呪いが解けないんじゃ!?」
ククール「多分、トロデ王の呪いより姫の呪いの方が強いのだろう…」
ヤンガス「やっぱりドルマゲスを倒すしかないでがす!!」
 トロデ「ドルマゲスめ…」

その時サマルとムーンが来た。

 サマル「どうしたんだい?今凄い音がしたんだけど。」
 ムーン「凄い音がして目が覚めたわ。」
  もょ「ムーン、すまない。ラーのかがみがわれてしまったんだ。」
 ムーン「…しかもレオンもいるじゃない。状況を説明して。」
ククール「俺が話そう。」

ククールは今までの話の流れを話した。

 ムーン「ミーティアさんの呪いはハーゴンのよりもきついみたいわね。」
 サマル「しかもドルマゲスって奴もハーゴンと同様に邪悪な魔術師みたいだね。」
 トロデ「ムーン。家宝を壊してしまってすまんのぉ…」
 ムーン「気にしなくていいわ。王様。人助けに使って壊れたんだからいいじゃない。」

なかなか話が進まない沈黙の状態でリアが切り出した。

  リア「これからどうするの?」

 サマル「バカ!空気を読め!」
  リア「ご、ごめんなさい…」
ククール「そうだな。もょもと、すまないが俺はここまでだ。」
  もょ「なんだって?」
ククール「ヤンガスやトロデ王達と一緒に行くとする。俺のわがままで付きあせる事はできないからな。」
  リア「そんな、寂しくなっちゃうね…」
 ムーン「リア、ククールも目的があるんだから仕方がないじゃない。」
ククール「すまない…」
ヤンガス「それならまた待ち合わせしたらいいんじゃないでがすか!?」
 トロデ「それもそうじゃの。ヤンガス、お前もたまには良い事言うもんじゃ。」
ヤンガス「余計なお世話でがす!」
  もょ「そうだな。ローレシアでまちあわせしよう。ローラのもんのつうこうきょかしょうがいるな」
 サマル「それなら僕が紙に書いて作っておくよ。」
 ムーン「なら決まりね。私達はルプガナに行くわ。」
ククール「俺達はムーンペタに行ってローレシアに向うとしよう。元気でな!」
  リア「またね!ククールさん、ヤンガスさん、トロデの王様。元気でね!」

もょもと&タケ
Lv.15
HP:43/105
MP: 0/ 0
E鋼の剣 E鋼の鎧 E鉄の盾 E鉄兜
 特技 共通技:チェンジ
 もょもと専用:はやぶさ斬り・魔人斬り
   タケ専用:かすみ二段・強撃・ゾンビ斬り・大防御

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