ラダドーム城から遠く離れた場所にある城、人はそれをゾーマ城と呼んでいた
ゾーマによるアレフガルドへの宣戦布告全てはそこから始まった・・・
人はその戦いを魔神戦争と呼んだ・・・・しかしその戦いも終止符を打った、ロトと呼ばれる
一人の青年によりゾーマは致命傷を負いその姿をくらませた

LEVEL1「運命」
暗黒に包まれた場所魔界でゾーマはロトから受けた傷を100年間いやし続けていた
「ついに我々は人間共へと復讐をする日がやってきた」
ゾーマは周りに集まっている部下達へと演説を行っていた。
「まずはバラモス、お前は物質界へとゆき我々のために働く潜在能力の高い者を
つれてくるのだ」
バラモスが一歩前に出で御辞儀をした後謎の玉を使い魔法の穴を作り出し物質界へと
飛んでいった


   ――物質界――


「おい、まだできてないのかよ」
俺はこの会社に就職したばかり、年は21新入社員のためかいろいろとこき使われている
「すいません、明日までには必ず」
「明日?馬鹿言うな今日じゅうにだ」

―― 一時間後 ――

「やっとできた」
俺が書類を持って行こうとした瞬間突然書類の上にコウヒイガ
「何だコーヒーをこぼしたのか、鈍くさいやつははっ」
あいつがやったのはみんな見ていた、しかしみんな笑っているだけだった、ずっと

そのころバラモスは東京タワーの上を飛んでいた
「潜在能力の高いやつか、時間がかかりそうだ」

「くそ、」
俺がそうつぶやいていた時に一人の男が俺に声をかけてきてくれた
「ひどいやつだな、全く」
俺と同期の唯一の親友だった
「大丈夫、俺は味方だ」
こういう良いやつだけだったらな、この世界は

―― 二時間後 ――

「ようやくできた、さて帰るか」
あたりにはもう誰もいなかった
「誰もいない、気味が悪いな」
俺は一人で公園のすぐ前を歩いていた、その時
「うわっ」
いきなり後ろからナイフを持った大柄な男が飛びかかってきた
「何なんだ、金ならやるからさっさと」
しかし男は聞く気配もなくまた斬りかかってきた
「くそ、こんなやつ」
腕が少し切れた
「こんな奴らは・・・・」
大柄な男はまた斬りかかってきた
「消え去ってしまえぇぇ!!!!」

「むっこの感じは」
バラモスが何かを感じ取ったようにその場所へと飛んでいく
ナイフが俺に振り下ろされる、これまでか・・・・
「バシルーラ!」
俺の体が少し光った気がした


「はっ!ここは?」
俺は気が付くとどこかの宿屋で寝ていた 

とりあえず扉を開け周りを見渡してみる、すぐ右側にカウンターがあるのに気づいた
「すみません、ここがどこだかわかりますか?」
「はは、なにいってるんですか外を見たらわかりますよ」
とりあえず外に出てみることにするか、それにしてもなにがあったんだろうか
いままでのは夢?でもどこから、やっぱりあの後誰かに助けてもらったんだろうか。
ガチャという音と共に扉を開ける。

  _, ._
( ゚ Д゚)

あたりは薄暗くどこか不気味でそこにはビルもなにもなく木のような物と
ギャアギャアと言う聞いたことのないような動物らしき鳴き声が聞こえていた

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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら@2ch 保管庫