俺はウルフに引っぱられ、すごいスピードでかけていった、もっとも俺は途中
でこけてほとんど引きずられていたんだが、そして今俺の前には大魔王がいる
「こうして会うのは初めてだったな」
大魔王が俺に話しかけてくるとりあえずおれはびびっていて、うなずくのが
やっとだった
「我が名はゾーマ、そしてお前の名は・・・・・」
名は・・・・・なんなんだ
「ジャガンだ」
ゾーマがそう言ったように聞こえたが俺は次の瞬間には
いきなり気を失っていった


目覚めるとそこはさっきと同じ部屋だった、俺はまたベットで寝ていたみたいだ
「やあジャガン、起きた?」
ウルフの声が聞こえた、目はぼんやりしていてよく見えない
「でもすごい名前を受け付いたもんだな、ジャガンって言ったらとてつもなく
強いのろいの名だよ、確か100年くらい前の魔人がそんな名前だった気が・・・」
呪いの名ね・・・・名前にそんな深い意味があるとは思えないけど・・・・

          バン!
という音と共にドアをぶち破り羽のはえた巨体が入り込んできた
まあ、バラモスだろうな
「ジャガン、いきなりだがお前にはテストをしてもらわなれればいかん」
よほど急いでいるようでバラモスに服の裾を引っぱられ高速で引きずられながら
演習場にやってきた。

テストテストテストテストテ・・・・・・いやな思い出しかない
筆記テストはマジ勘弁な・・・バラモスにアイコンタクトをとろうとしたが
目線をそらされた
「それでは魔人の卵の諸君、君たちにこれからサバイバルをしてもらいます」
司会者らしき奴が木で作った台の上に乗って説明を始めた
辺りを見るといかにもな奴らが大量に群がっていた
「ルールはない、ただ三日間チームで生き残ればクリア、死ねばそれまで」
はは、またまたご冗談を・・・・バラモスに話しかけたが華麗にスルーされた
「生き残ればはれて魔人の仲間入り、君たちの他に中級戦士二人と組んでもらって
一組三人で移動してもらう、それでゑ」
次の瞬間には司会者の首が吹っ飛んでいた、なぜか俺の方向に飛んできた
飛んできた首をバラモスがキャッチして普通に食っていた、のりで言った、
今は反省してる
「長ったらしい説明をうだうだしやがって、うざいんだよ」
首を吹っ飛ばしたのはあの女らしい、よ~し、魔人がんばって懲らしめるぞ~
そう思って殴りにかかろうとした瞬間強烈な足払いを受け、見事に転んだ
「足下がお留守ですよ」
足払いをし、そう言ったのはウルフだった。 

足下がお留守?ヤムチャのことか!ヤムチャのことかーーーー!
俺が地面に倒れ込みながら思いにふけっていると、ウルフが声をかけてきた
「言わしてもらうけど、今のは自殺行為だ」
何のことだ?俺は女には手を出さない主義なんだ、だから優しく
説教してやろうとしたものを
そう言った感じの事を説明していると、ふとウルフからチッという舌打ちが
聞こえてきたような気がした
「わかってないようだから言うけど、あの女はスピアといって中級魔人の中でも
危険な部類に入っているんだ」
「それがどうした、俺に怖い物はない!」
するとウルフがあきれたように話を続けた
「あそこ、斬られても知らないからな」
背筋がぞっとした、オーケーオーケー、相手にしないことにしよう


ってヤバス、ス何とかとかいう女が近づいてきた、もう 終わりだ・・・・
さらば俺の人生
「お前がジャガンで、そっちはウルフだったな」
何だ?自己紹介か?よかったあそこは斬られそうにない
俺が股間に手を当てほっと一息していると、女が痛い物を見るような目でにらんできた
「お前達二人とはあたしが組む事になった、せいぜい足手まといにならないようにな、
特にジャガン」
いきなり指定され、びびった俺はヒィとか我ながら情けない悲鳴を上げた
「これはあんたの試験なんだからもう少ししっかりしてくれないとな、
あたし達は単なるちょっとした手助けしかできない」 

「そろそろ時間だな」
そう言うとスピアがウルフの手を掴み俺の服の裾を引っぱると
「ルーラ」
と叫んだ、それと同時に風を切る音と共に場所が木が大量に生えている森の前
へと瞬間移動した
「出発まで残り一分」
ルールを確認するためにウルフに訪ねてみることにした、スピアはとてもじゃないが
おっかなくて話しかけられない
「ルールは簡単、五日間生き残ること死ねばそれまで、途中で抜け出す事はできない」
俺は絶望した、あの女と五日間も過ごさなくてはいけないなんて
今からでも別の人に変えてもらうしかない、うん、それが良い
とのあえず優しそうな人を探していると
「時間だ、行くぞ」
このスピアの声と共に俺は手を引っぱられ、森の中へと入り込んでしまった
それと同時に別の場所に待機していたのであろう、何十という戦士達のかけ声
や走る音が聞こえてきた・・・・・・・・・・・
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   |  |;:;:;:{  U u ̄|| u u  ,..、_ -> /`i   !   !   これからが本当の地獄だ・・・
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