「村上春樹風」の物語

投稿期間 2005/05/04
スレッド 『もし目が覚めたら、そこがDQ世界の宿屋だったら』

目が覚めた時、僕の前に一人の男が立っていた。
「ゆうべはおたのしみでしたね」と、その男が言った。
NHKのアナウンサーみたいに平坦で、特徴のない声だった。
「すみません、ここはどこでしょうか」と、僕は言った。
目が覚めたら見知らぬ土地の見知らぬ場所に立っていた。
ふと僕はカフカの小説ならそれもありかもしれないと思った。

「おとまりなら8ゴールドです」と男は言った。
それが僕の問いに対する返答だと気付くまで少し時間がかかった。
「ここは、どこですか」と、今度はゆっくりと聞いてみたが結果は同じだった。
オーケイ、この男はこれ以外の言葉は話せないのだ。
AMラジオでテレビが見えないのと同じ事だった。
やれやれ。 

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